皆さんは「美容鍼」を受けたことありますか?
お顔周りのお悩みでよくある、むくみを取りたい、たるみを解消したい、肌荒れを治したいなど、様々なお悩みに対応できるのが美容鍼の特徴でもあります。
⁡当院にいらっしゃる皆様も、そういったお悩みをお持ちの方が多くいらっしゃいます。

今回は
「美容鍼の施術を受けた後に意識することで効果をさらに引き上げてくれる事」
を2つお話ししていきます。

美容鍼の受けた後に身体に起こる反応

効果を高めるお話をする前に、美容鍼を行った後に、身体に起こる反応を少しお話をしておきます。

鍼施術は、お肌の表皮や真皮・皮下組織のさらに下にある筋肉に直接アプローチをする施術です。
身体には免疫力があります。鍼を刺すことで、身体にとっての異物である「鍼」に対して免疫機構が働き、身体はその箇所に血液を集めます。
これにより、筋肉の緊張によって巡りの悪くなっていた血流が良くなり、溜まっていた老廃物を流してくれるので、むくみが解消されたり、お肌のトーンアップをしたりしてくれるのです。

お肌の仕組みイラスト

また、鍼施術はお顔の肌細胞に微細な傷を作ります。
その微細な傷を修復するために、お肌は必要なたんぱく質を作り出して塞ごうとします。
この反応を利用する事で肌たんぱく質の生成が活発になり、ターンオーバーの促進が行われるようになるのです。

美容鍼の施術後にさらに効果を上げてくれる2つのこと

美容鍼の効果を上げてくれること①

7〜8時間の良質な睡眠

身体を作るためのたんぱく質などの分解・再合成は、寝ている時に活発に行われます。
これは、お肌も同様です。

表皮細胞の角質層には、コルネオデスモソームというたんぱく質があります。
これは細胞同士を結合・接着してくれる働きをしています。
このたんぱく質が正常に分解や再合成してくれることでターンオーバーが正常に働き、お肌のバリア機能が保たれます。

これが、睡眠が不十分の場合はタンパク質の分解がうまく行われなくなるので細胞面の接着が剥がれ辛くなり、ターンオーバーが遅れ古い肌細胞が残ることになります。
するとお肌の細胞の配列がガタガタになってしまい、お肌の水分を保つ事が難しくなり乾燥や肌荒れに繋がってしまいます。

良質な睡眠イラスト

日本人に必要な睡眠時間は7〜8時間と言われています。
忙しい毎日で睡眠時間の確保はなかなか大変ですが、最低でも6時間は確保しましょう!

美容鍼の効果を上げてくれること②

スキンケアによる保湿

人の身体は60〜70%が水分でできています。
身体は、水分が豊富にある状態で働くようになっているのです。

これはお肌についても同様のことが言えます。
体内の水分量が十分にあることはもちろんなのですが、お肌が乾燥気味な場合はたんぱく質の分解や再合成が行われにくくなります。
それによってターンオーバーが遅れてしまったり、コラーゲンなどの美肌たんぱく質が作られなくなってしまうので、より乾燥が進んでしまいお肌の老化の原因となってしまいます。

健康な肌のイメージ

お顔のお肌は保湿をして水分が豊富にあることで、美容鍼の効果と合わさってよりスムーズにターンオーバーや美肌たんぱく質の生成がうまくできるようになるのです。

普段のスキンケアをいつも以上に丁寧に行っていただくだけでも良いですが…
もし普段から週に1回ほど保湿パックを行なっているような方は、この美容鍼を受ける日に合わせて行った方が、より美容鍼の効果を高めることができます。


いかがでしたでしょうか?
今、美容鍼を定期的に受けているという方はもちろん、これから美容鍼を受けてみたいなと考えている方にも参考になれば嬉しいです。

船橋はりきゅう整骨院でも美容鍼施術は行っております。
むくみやたるみ、肌荒れなどのお悩みがあって、美容鍼施術を受けてみたいな…
と思っている方は、お気軽に当院までご相談ください。